ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056960
ゲーム開発大手の米ブリザード・エンターテインメントは13日、同社が開発した人気オンラインゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト(中国語名・魔獣世界)」の台湾、香港、マカオにおける運営を7月1日より直営方式に切り替えると発表。同3地域において運営代理権を取得している智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)の業績への影響が懸念されている。14日付工商時報が報じた。
「ワールド・オブ・ウォークラフト」は世界で1,000万人以上の有料ユーザー数を誇る人気ゲームで、台湾では10年前に智冠科技が代理権を取得し運営を開始。香港、マカオでの運営も智冠科技が手掛けるようになり、同社はブリザード社の作品を専門に扱う智凡迪(ゲームファースト)を設立した。
ゲームファーストは今後も、「ワールド・オブ・ウォークラフト」を含むブリザード社の作品の課金サービスや実体店舗での販売管理を継続するが、最大の人気ゲームの運営権喪失でゲームファーストの業績への打撃は避けられない見通しだ。
親会社の智冠科技に対するゲームファーストの利益貢献率は、昨年の7.2%から第1四半期は20%に上昇していた。
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