ニュース その他製造 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056965
石油化学大手、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)傘下の太陽電池用ポリシリコン(多結晶シリコン)メーカー、福聚太陽能(台湾ポリシリコン、TPSi)は13日、負債が資産を大幅に上回ったとして、裁判所に破産を申し立てることを決定したと発表した。14日付経済日報が報じた。
呉総経理(左)。福聚能の破産申請で、太陽電池原料業界は外資の天下となる(13日=中央社)
福聚能の2014年財務諸表によると、総資産22億8,200万台湾元(約89億円)から負債143億800万元を差し引いた株主資本はマイナス120億2,600万元となっている。同社は、会社法に従い、負債が資産を大幅に上回ったので、董事会で破産申し立てを決議したと説明した。
呉銜晋同社総経理は、工場設備など資産の処分については裁判所の決定に委ねると述べた。従業員は解雇する方針だ。
LCYは福聚能に64.78%出資しており、昨年末までに福聚能の資産の減損損失65億元を計上したとみられる。
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