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富士通スパコン用プロセッサー、TSMCが受注か【表】


ニュース 電子 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056975

富士通スパコン用プロセッサー、TSMCが受注か【表】

 14日付工商時報によると、理化学研究所と富士通が共同開発し、2011年に世界一の性能を達成したスーパーコンピューター「京」の技術をさらに向上させた富士通の商用製品「PRIMEHPC FX100」に搭載される34コアプロセッサー「SPARC64 XIfx」の生産に、台湾積体電路製造(TSMC)の20ナノメートル製造プロセスが採用され、既に量産に入ったもようだ。

 また台湾の中央気象局は2012年、5億台湾元(約19億円)余りを投じ、FX100の前世代機種に当たる「PRIMEHPC FX10」を3期に分けて調達する契約を結び、既に1〜2期分、8台の納入を受けているが、近く納品を受ける3期目の5台についてはFX100にアップグレードする予定とされる。

 なお「FX10」に搭載されている「SPARC64 IXfx」プロセッサーについてもTSMCが40ナノプロセスで受託生産しているとみられる。