ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

パネル価格の下落幅縮小か、中国メーカー供給減少で【表】


ニュース 電子 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056976

パネル価格の下落幅縮小か、中国メーカー供給減少で【表】

 5月下旬の液晶パネル価格は、中国メーカーの供給量減少で、下落幅が縮小する見通しだ。14日付工商時報が報じた。

 中国パネルメーカー、深圳市華星光電技術(CSOT)と京東方科技集団(BOE)は年初から第8.5世代工場で、画質向上のため銅リードフレームを導入しているが転換がうまく進まず、良品率は50%以下に下がった。南京中電熊猫液晶顕示科技もIGZO(酸化物半導体、イグゾー)技術導入やガラス基板の薄型化を進めたが、良品率が一向に上がっていない。サプライチェーンは、パネル生産が20~30%減少していると推測した。

 韓国のサムスン電子は、曲面パネルや超高解像度4K2Kパネル増産のため、5月から第7.5、8.5世代工場で板厚0.4tのガラス基板に変更したが、良品率に影響が出ている。生産能力2万5,000〜3万枚に影響するとみられている。