ニュース 農林水産 作成日:2015年5月15日_記事番号:T00056993
雲林県政府衛生局がこのほど、市販されているショウガの千切り11点のサンプル検査を実施したところ、6点で漂白剤の二酸化硫黄が基準値を上回り、中には基準値を300倍も上回るサンプルがあった。同局は問題の商品の撤去を命じると共に、近く食品安全衛生管理法に基づく処分を下す。
雲林県政府衛生局はショウガの取引量が最多の西螺市場を検査した(リリースより)
また、一部業者が使用していた漂白剤用食品添加物のピロ亜硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウムアルミニウムは許可証番号が同一で、偽造の疑いが強いことが分かった。使用許可証は個別の添加物ごとに申請、発行されるため、本来番号が共通していることはあり得ない。
15日付自由時報によると、使用されていた漂白剤はいずれも嘉義市の業者が出荷していたものだった。
ショウガは切り刻むとすぐに酸化して黒ずむため、業者は一般に食用のミョウバンを添加するが、問題のサンプルは工業用のピロ亜硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウムアルミニウムを使用していた。
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