ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月18日_記事番号:T00057021
鴻海科技集団(フォックスコン)による3C(コンピューター、通信、家電)製品の大型販売店、三創数位生活園区(台北市中正区)が15日オープンし、17日まで毎日延べ6万人以上が来店、3日間で延べ20万人以上に達したもようだ。目標は1カ月間で延べ50万人以上だ。中央社電などが報じた。
初日の15日は、数百人が列をつくりオープンを待ち構えた(15日=中央社)
三創園区は15日午前11時にオープンし、来店客が1時間で延べ1万人を突破、午後にはさらに増えた。中でも通信キャリアがさまざまな体験型ゲーム機を設置する1階や、音響ブランドの5階、アニメ・漫画の6階に多くの客が押し寄せた。
週末16日は家族連れが多く、6階や親子向けの7階がにぎわった。午後2時には入場規制を行い、長い行列ができた。17日はさらに来店客が増えたもようだ。三創園区はスタイリッシュな内装で、各階のテーマがはっきりしていることや、地下1階のフードコート以外にも喫茶店が多くの階に設けられていることから、買い物がしやすく、家族や友人とショッピングを楽しめるのが魅力だ。
運営者で鴻海傘下の三創数位の郭守正董事長はオープンセレモニーで、現在の最大の目標は収益でなく、八徳商圏全体に経済効果をもたらし、光華数位新天地(光華商場)とウインウインの関係を築くことだと述べた。
柯市長、「きっちり清算」
オープンセレモニーに出席しなかった柯文哲台北市長は、三創園区の開幕を祝福すると述べた一方で、同園区は光華数位新天地との連絡橋が未完成なことや、用途変更した未オープンの8、9、12階の権利金など、問題が依然残っていると指摘した。清算すべきものはきっちり清算してもらうと強調した。
柯市長は今年1月、三創園区について「落札価格が安過ぎる」と再検証の考えを示し、三創数位が工事を中断するなど、両者は一時、対立に発展した。協議を経て2月に地域経済の発展で合意に達したが、3月オープンの計画には遅れが生じた。
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