ニュース 電子 作成日:2015年5月18日_記事番号:T00057024
18日付経済日報によると、半導体産業ファンド運用会社、武岳峰資本(サミットビュー・キャピタル)を中心とする中国の投資コンソーシアムが旺宏電子(マクロニクス)や華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)といった台湾の半導体メモリー大手買収に向けた動きを見せているようだ。
同コンソーシアムはこれまで、米国のメモリーメーカー、ISSIの買収を計画していたが、米半導体メーカーのサイプレス・セミコンダクターがISSIの買収に乗り出すと表明したことで、独自技術と12インチウエハー工場を保有し、株価の低い台湾メーカーにターゲットを転じたとされる。
サイプレスによるISSI買収が実現すれば、中国資本がメモリー業界に参入することで生産能力の大幅な拡充や価格競争の激化につながるとの懸念がひとまず解消されるが、買収対象が台湾メーカーに移った場合、新たな懸念材料になると業界で指摘されている。
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