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鴻海Q1純利益が同期最高、IoT関連の新会社も設立


ニュース 電子 作成日:2015年5月18日_記事番号:T00057028

鴻海Q1純利益が同期最高、IoT関連の新会社も設立

 鴻海精密工業が15日発表した第1四半期の連結売上高は前期比32.4%減、前年同期比14.8%増の1兆141億2,200万台湾元(約4兆円)、純利益は前期比46.4%減、前年同期比55.5%増の303億8,500万元だった。売上高は第1四半期としては過去2番目、純利益は同期の過去最高となった。中国市場でiPhone6/6プラスの需要が依然強いことや、生産ラインの自動化の進展などが業績を押し上げた。16日付経済日報が報じた。

 なお、鴻海はこのほどモノのインターネット(IoT)、インダストリー4.0(第4次産業革命)、アプリ関連事業を手掛ける子会社、富鴻網を資本金1,000万元で設立した。16日付工商時報によると、当初は鴻海傘下の宝鑫国際投資による全額出資だが、今後、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が増資を通じて子会社化するという。初期の従業員は100人ほどで亜太電信から移籍した。

 呂芳銘・鴻海副総裁兼亜太電信董事長は、鴻海傘下のインターネット事業、アプリ事業を今後同社に統合していくと説明した。