ニュース 政治 作成日:2015年5月19日_記事番号:T00057032
来年の総統選挙に関する世論調査で、「もしあすが投票日で、民進党の蔡英文主席と対決する場合」と想定した場合、国民党のどの有力者が出馬しても支持率が蔡主席を10ポイント以上下回る結果が出た。蔡主席は対中政策で「現状維持」を基本原則に掲げ、国民党から内容が無いとの批判を浴びたが、国民党の公認候補者選びが混迷する中、依然リードを保っている。19日付蘋果日報が報じた。
蔡民進党主席。王国民党副主席との対決になれば、南部で票の取り合いになるとの見方もある(中央社)
朱立倫国民党主席(新北市長)と対決した場合、蔡主席の支持率48.56%に対し、朱主席は36.65%で差は11.91ポイント、王金平同党副主席(立法院長)の場合、差は10.4ポイントだった。台湾大学政治系の王業立教授は、朱主席は党内での呼び声が高いものの、自身の再三の不出馬発言により、支持者に一定の動揺があるためと分析した。また、王副主席は本土派の支持を得やすいが、親中派の支持を得にくいと説明した。
また、国民党の予備選に立候補した洪秀柱同党副主席(立法院副院長)の場合は支持率28.48%、楊志良・元行政院衛生署(現衛生福利部)長は24.05%と、予備選での候補者指名に必要とされる30%を下回った。
調査は同紙が5月15~18日に20歳以上の有権者を対象に電話で行い、1,285件の有効回答を得た。
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