ニュース 電子 作成日:2015年5月19日_記事番号:T00057052
台湾のIC設計会社の第1四半期売上高は上位10社のうち8社が前期比マイナス成長となった。3C(コンピューター、通信、家電)製品の需要が予想を下回り、中国など新興市場の成長が鈍化していることが背景にある。19日付電子時報が報じた。
売上高上位は、▽聯発科技(メディアテック)、475億4,000万台湾元(約1,870億円、前期比14%減)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、126億9,800万元(16%減)▽瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)、74億4,600万元(1.5%減)▽奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)、56億4,300万元(21%減)──。続いて、アナログICの立碁電子工業(リジテック・エレクトロニクス)が3.4%増の31億6,900万元と、プラス成長を遂げ5位に浮上した。
第2四半期は非需要期で在庫消化が進み、IC設計会社の売上高は微増か小幅減となる見通しだ。▽携帯電話向け▽USB向け▽液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC▽タッチIC▽メモリー▽アナログIC──などのオファー価格が全面的に下落していることから、粗利益率は前期比1~3ポイント下落しそうだ。
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