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作成日：2008年2月25日_記事番号：T00005706
華新、中国工場拡充に大型投資
受動部品大手、華新科技（ウォルシン・テクノロジー）が、中国市場シェア拡大に向けて100億～200億台湾元（約343億～685億円）規模の大型投資を行う。25日付工商時報が伝えた。
同社は昨年末、浙江省杭州市の高圧ケーブル工場の生産能力を1.2万トンから３万トンまで拡充した。江蘇省常州市では60億元をかけたステンレス生産の新工場を建設中で、2010年に完成後の生産能力は50万トン以上となる予定だ。また山東省煙台市の鉄鋼工場には、２億～３億米ドルを投じ、生産能力を約35万トンまで拡充、来年以降に売り上げに貢献する見通し。
同社は、電線・ケーブルで台湾市場シェア首位、中国ではシェア３位だ。昨年の連結売上高は1,645億台湾元で、今年第１四半期は中国の雪害の影響により、前期比7.51％減の400億元に減少する見通しだが、今年通年の連結売上高は昨年比7.8％増の1,773億元となると予測されている。
