ニュース 食品 作成日:2015年5月20日_記事番号:T00057069
台湾煙酒(TTL)の徐安旋董事長はこのほど、日本の大手ビールメーカー、サッポロビールのベトナム工場に「金牌台湾ビール」の生産を委託し、同国市場に参入することを検討していると明らかにした。現在、代理販売業者の検討を行っている。さらに将来的には現地生産によるゼロ関税のメリットを生かし、タイ、カンボジア、ミャンマーなど東南アジア諸国連合(ASEAN)市場での展開拡大も視野に入れている。20日付経済日報が報じた。
徐董事長はASEAN市場は暑い気候のためビールの非需要期がなく、さらに経済の発展、低い平均年齢などアルコール類の販売に適した条件を備えていると指摘。人口9,000万人、平均年齢28歳以下のベトナムについてもビールの年間消費量が30億リットルと市場規模が台湾の3倍に上ると好感を示した。ASEAN市場において同社は既にシンガポール、フィリピンへの進出を果しており、ベトナムは3カ国目となる。
なおサッポロビールとの提携について徐董事長は、「同社の製造工程、設備は当社の要求を満たすもので、ASEAN市場進出に大きな助けとなる」と語った。
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