ニュース その他製造 作成日:2015年5月20日_記事番号:T00057070
経済部統計処が20日発表した製造業の第1四半期生産額は前年同期比3.87%減の3兆2,717億台湾元(約13兆円)で、2013年第4四半期以来初のマイナス成長となった。20日付経済日報が報じた。
国際原油価格の低下で化学工業の生産額が8,460億元と前年同期比23.31%減少したことが足を引っ張った。化学材料業は3四半期連続でマイナス成長となった。原油価格は今月上旬に一時1バレル62米ドルを付けるなど反転しており、統計処は化学工業のマイナス成長は第3四半期には緩和に向かうと予測している。
一方、電子部品業の生産額は前年同期比10.83%増の9,269億元で第1四半期としては過去最高となった。例年は非需要期だが、今年は活況を呈した。統計処によると、電子部品業を構成するファウンドリー、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)は、海外勢との競争激化で第2四半期は成長が鈍化する見通しだ。
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