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アップルのテレビ開発断念、AUO・イノラックスに打撃も


ニュース 電子 作成日:2015年5月20日_記事番号:T00057076

アップルのテレビ開発断念、AUO・イノラックスに打撃も

 ウォール・ストリート・ジャーナルがこのほど、関係筋の話としてアップルが1年以上前に超高解像度テレビの開発を断念していたと報じたことを受け、20日付経済日報は、アップルがテレビを発売すれば世界的な買い替え需要を掘り起こし、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)といった台湾の液晶パネルメーカーの出荷増に貢献すると見込まれていたが、開発断念が事実とすれば将来的な成長のけん引役を一つ失うことになると指摘した。

 一方、アップルは鴻海精密工業とテレビの生産について交渉を行っていたとされるが、現在、鴻海とシャープの合弁パネル工場、堺ディスプレイプロダクト(SDP、旧シャープ堺工場)の第10世代ラインは生産能力がひっ迫しており、開発断念による影響は大きくないとみられる。