ニュース 機械 作成日:2015年5月21日_記事番号:T00057095
精密機械産業の集積地として開発が進められている中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)では、航空機向け複合材料などを手掛けるアイルランドのKCMG社や上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)傘下の太陽電池モジュールメーカー、豪客能源科技(ハルク・エナジー・テクノロジー)など既に18社が進出認可を受けており、総投資額は1,000億台湾元(約4,000億円)に達する見通しだ。21日付工商時報が報じた。
王永壮・中科管理局長は、二林園区では環境問題をめぐる地元住民との訴訟が5月末までに和解に達し、年末〜来年明けには第2段階の環境影響評価に対する審査が完了するとの見通しを示した。また現地では既にインフラ設備の工事が完成に近づいており、来年上半期にも用地を進出メーカーに引き渡すことができると説明した。
王局長によると、KCMGは同園区内で40ヘクタールの用地を要求しており、200億元を投じて工場を建設する計画だ。また豪客能源も35.5ヘクタールを要求。投資額は300億元と進出メーカーで最大となる見通しだ。この他、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の傘下企業も進出を検討しており、投資額は100億元を超える見込みだ。
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