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遠伝電信の携帯広告収入、大幅成長へ


ニュース 電子 作成日:2008年2月25日_記事番号:T00005711

遠伝電信の携帯広告収入、大幅成長へ


 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は昨年、携帯電話を利用した広告による売上高が、前年比50%増の5億~6億台湾元(約17億1,000万~20億5,000万円)に達し、今年も大幅な成長を見込んでいる。25日付工商時報が伝えた。

 電通総研の調査によると、日本では昨年、携帯電話会社の広告収入が計556億円に達し、2011年には1,284億円に上る見通しだ。台湾は昨年、携帯キャリアの広告収入が計18億9,000万元となり、日本の調査と同じペースで成長すると仮定すると、5年後には50億元に達する可能性もある。

 遠伝は小売業者や銀行、保険会社など約60社の広告を取り扱い、百貨店のバーゲンの告知や景品引換券発行、銀行の支払通知などを行っており、携帯電話がテレビとパソコンに次ぐ新たな広告媒体になるとして期待している。 

 ノキアも昨年9月、携帯電話向け広告サービスのエンポケット社を買収するなど、同分野への参入に積極的な姿勢を見せている。