ニュース 電子 作成日:2015年5月22日_記事番号:T00057123
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は昨年末、中国での賃金上昇を背景にノートPCの受託価格を今年春節(旧正月)以降に5~15%引き上げると表明したものの、値上げ実現は困難な状況に陥っているようだ。22日付経済日報が報じた。
値上げが困難な理由として証券会社は、今年に入りノートPC市場の需要落ち込みで各ブランドからの引き合いが弱く、同社が価格交渉の取引材料を欠いているためと指摘。上半期中の値上げは難しいとの認識を示した。
なお、資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は、今年のノートPCの世界市場規模は前年比5%縮小し、うち台湾メーカーの出荷台数は第2四半期が前年同期比5.8%減、需要期の第3四半期も前年を割り込むと予測している。
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