ニュース 電子 作成日:2015年5月22日_記事番号:T00057125
22日付電子時報によると、アップルにオーディオ信号処理ICを供給するIC設計会社、米シーラス・ロジックは今後、12インチウエハー工場で45/55ナノメートル製造プロセスを採用した製品に全面的に移行する計画で、現在の生産委託先、世界先進積体電路(VIS)は8インチ工場しか保有していないことから、発注先を台湾積体電路製造(TSMC)に切り替えるとの観測が出ている。VISは今後、生産能力の空きを埋めるため、指紋認証IC分野の開拓に注力する方針とされるが、観測について関連業者はコメントを控えている。
シーラス・ロジックはかつてTSMCの顧客だったものの、同社8インチ工場が満杯状態だったことからVISに委託先を切り替えていた。現在、VISの8インチ工場で0.18マイクロメートルプロセスを採用してオーディオ信号処理ICを生産しており、月産量は約3万枚とされる。
シーラス・ロジックは今後、製品規格をアップグレードするため、TSMCの南部科学工業園区(南科)12インチウエハー工場「Fab14」での生産に切り替えると伝えられている。
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