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新iPhoneのメモリー倍増か、市況好転に貢献も【図】


ニュース 電子 作成日:2015年5月22日_記事番号:T00057126

新iPhoneのメモリー倍増か、市況好転に貢献も【図】

 8月にも発売されると伝えられているアップルのスマートフォン「iPhone」の新機種について、同製品に搭載されるモバイルDRAMの容量が現行の1GB(ギガバイト)から2GBへ、入門機種のNAND型フラッシュメモリーも16GBから32GBにアップグレードされるとの観測が出ており、メモリー業界の市況好転に貢献すると見込まれている。22日付蘋果日報が報じた。

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、次期iPhoneは6月に量産が始まり、第3四半期に出荷を開始、同期の出荷台数は2,400万台に達すると見込まれている。なお次期iPhoneのモバイルDRAMが2GBにアップグレードされることで、同製品向けDRAM生産は業界の生産能力全体の2%を占める見通しだ。

 今年に入って以降、末端市場における在庫水準の高まり、および需要不振によりDRAMとNANDフラッシュの価格下落が続いているが、下半期はiPhone新機種およびマイクロソフト(MS)の次世代OS(基本ソフト)ウィンドウズ10の発売により低迷を脱すると予測されている。