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台北市の公共交通機関利用率、37%に低下


ニュース 運輸 作成日:2015年5月25日_記事番号:T00057138

台北市の公共交通機関利用率、37%に低下

 交通部の2014年調査によると、台北市の公共交通機関の利用率は37.0%で、前年比0.5ポイント下落し、過去5年で最低だった。アジアの他の都市は▽香港、88%▽東京、87%▽ソウル、69%──。24日付聯合報が報じた。

 台北市は、都市交通システム(MRT)は新路線開通などで営業距離が129キロメートル、バス路線は280本以上、バス停は3,000駅以上と、台湾で最も交通網が発達しているが、自動車やバイクが依然よく利用されている。

 専門家は、自動車やバイクの方が圧倒的に安いためで、公共交通機関は乗り継ぎの利便性強化や割引、定期券制度などを検討する必要があると指摘した。

 調査は14年10月1日~12月31日、満15歳以上の市民を対象に電話で行い、3万8,267件の有効回答を得た。