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再生水産業、31年に商機1千億元も


ニュース 公益 作成日:2015年5月25日_記事番号:T00057139

再生水産業、31年に商機1千億元も

 経済部の関係者によると、産業用水の再生水使用義務付けが近く決定し、2031年には水産業に商機1,000億台湾元(約4,000億円)をもたらす見通しだ。25日付工商時報が報じた。

 経済部の関係者は、再生水の使用量が現在の40万トンから31年に312万トンまで増え、うち公共汚水を利用した再生水は現在の2万トンから31年に77万トンまで増えると話した。

 内政部は、水不足のリスクが高い台中市、台南市、高雄市で、水再生の試験工場6基を建設する。投資額は151億6,000万元、20年完成予定で、産業用に再生水を1日当たり28万トン供給できる見通しだ。BTO(建設・移転・運営)方式で、民間に運営を15年間委託する。

 内政部が22日に開催した高雄市鳳山渓の再生水工場の説明会には、中国、シンガポール、スペイン、イスラエルなど世界から水産業の設備メーカーが参加した。内政部は汚水処理工場54カ所のうち、再生水工場を建設する20カ所以上を選定しており、28日に行政院会に報告する。