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故宮南院周辺エリア、ホテル建設計画相次ぐ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月25日_記事番号:T00057144

故宮南院周辺エリア、ホテル建設計画相次ぐ【表】

 国立故宮博物院の分院として嘉義県で今年12月28日にプレオープンする南部院区(故宮南院)周辺エリアでホテルの建設計画が相次いでいる。中にはマンションの建設から変更する例もあり、地元住民からは「観光客が増えることで商機が期待できる」と喜びの声と、「住宅価格が高騰する」と危惧する声が上がっている。24日付聯合報が報じた。

 故宮南院では敷地内にBOT(建設、運営、譲渡)方式によるホテル建設が計画されているが、周辺エリアでも長栄集団傘下の長栄国際連鎖飯店(エバーグリーン・インターナショナル・ホテルズ)は建設会社の佳茂集団傘下、文苑公司との提携で南院周辺にホテル「長栄文苑酒店」を建設する計画で、今月20日に着工、2018年のオープンを予定している。

 さらに周辺エリアでは、台湾糖業(台糖)が故宮南院に隣接する工場跡地に運営する文化園区内で238室規模、樺福集団、漢来大飯店(グランド・ハイライ・ホテル)、秋雨文化の3社も共同で1,000室規模のホテル建設を計画している。

 ホテル建設ラッシュにより故宮南院周辺では3〜5キロメートル以内だけで今後、客室数が2,300室増加すると見込まれている。