ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月25日_記事番号:T00057145
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は、諸外国の例に倣い、化粧品やシャンプーなどへの女性ホルモン成分の添加を今年末にも禁止する方向で検討している。公告から半年後に実施する。24日付中国時報が伝えた。
TFDAによると、禁止措置によって市販の商品241種類が影響を受ける見通しだ。現在台湾では1985年に制定された基準値に基づき、許可証を取得すれば女性ホルモンの添加が認められている。しかし、近年は卵巣がんや子宮内膜がんなどを引き起こす発がん性が指摘され、欧州連合(EU)、東南アジア、カナダなどで添加を禁止する動きが広がっている。
禁止後は違反業者に1年以下の懲役、15万台湾元(約60万円)以下の罰金が適用され、商品は没収される。
台湾で化粧品などに使用されている女性ホルモンは、エストロジェン、エストラジオール、エチニルエストラジオールの3種が知られる。含有許容量は0.002%となっている。
報道によると、市販の化粧品に基準値を超える女性ホルモンの含有を記載した商品が見つかるなど、現在の基準値も徹底されていないのが現状だ。
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