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ファストファッション拠点拡大、受託メーカーに商機【表】


ニュース その他製造 作成日:2015年5月25日_記事番号:T00057146

ファストファッション拠点拡大、受託メーカーに商機【表】

 ファストファッション大手のユニクロ、H&M、GAPなどが世界で販売拠点を拡大する中、台湾のアパレルメーカーが恩恵を受けている。25日付経済日報が報じた。

 調査によると、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の主要顧客はGAPで、台南企業はGAP、H&M、GUに出荷している。如興は昨年H&Mのサプライチェーン入りを果たした。南緯実業(テックスレイ・インダストリアル)はH&Mを顧客とし、中国工場がユニクロに供給した実績もある。

 業界では、台湾メーカーの供給はファストファッション全体の1割未満とみられている。ブランドが発注先を集中させず、リスク分散を図るためだ。

 競合は、韓国のハンセ実業(Hansae)、SAE-Aや、中国の聯泰控股、申洲国際集団、インドメーカーなど。中国や韓国メーカーは東南アジアに大規模な生産ラインを完備しており、勝負は生産管理と納期の短縮にかかっている。