ニュース 政治 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057159
国民党は来年1月の総統選への公認候補を決める党内予備選で、立候補に必要な署名の審査結果を発表し、洪秀柱立法院副院長(党副主席)だけが規定を満たす署名を集めた。楊志良・元行政院衛生署(現衛生福利部)長は署名が規定数を下回り、脱落した。26日付中国時報が報じた。
洪氏が出馬すれば、蔡英文民進党主席との女性同士の対決になる見通しだ(25日=中央社)
候補が1人になったことから、国民党は所定の手続きに従い世論調査を実施。洪氏は支持率が30%を超えれば、総統候補として指名される。ただ、支持率が30%を下回れば、党幹部の「強制指名」による候補擁立もあり得る。
洪氏は6万3,377人の署名を提出し、うち3万5,210人分が有効と認定された。予備選出馬に必要な最低署名(1万5,000人)の2倍以上に相当する。これに対し楊氏は3万1,914人の署名を提出したものの、有効と認められた署名は5,234人分にとどまった。
ただ、党内には不出馬意向を表明した朱立倫主席に対する出馬待望論も根強く、洪氏に出馬辞退を勧告すべきだとの声も一部聞かれる。
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