ニュース その他分野 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057162
台湾経済研究院(台経院)が25日発表した4月の景気動向調査によると、製造業で4月の景気が「悪い」と回答した企業は30%と前月比21.5ポイント上昇し、「良い」の18.5%(23.3ポイント下落)を上回った。26日付工商時報などが報じた。
製造業の営業気候観測指数は96.11ポイントと前月を1.45ポイント下回り、3カ月連続の下落となった。サービス業は96.86ポイントと前月を0.99ポイント下回った。一方、建設業は82.87ポイントと前月を1.96ポイント上回った。
台経院は、中国のサプライチェーンの台頭や台湾元高の影響で第1四半期の輸出総額が前年割れに転じ、4月には鉱業製品などの輸出量も減少したことから、製造業、サービス業の指数が下落したと分析した。また建設業の指数上昇について、高雄市のライトレール(軽量軌道、LRT)が今年8月に試運転を開始予定で、関連工事などによる一時的なものと指摘した。
台経院は、今年の台湾域内総生産(GDP)成長率の予測値3.7%を当面据え置くとした。行政院主計総処は22日、3.28%に0.5ポイント下方修正した。
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