ニュース その他製造 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057163
経済部統計処が23日発表した4月の工業生産指数は、前年同月比1.06%上昇し106.37ポイントだった。工業全体の9割以上を占める製造業の生産指数は前年同月比1.15%上昇の107.39ポイントにとどまり、1年2カ月ぶりの低い伸びとなった。26日付工商時報が報じた。
4月の製造業のうち、コンピューター・電子製品および光学製品は、前年同月比13.37%低下して79.55ポイント、自動車および部品業は同15.88%低下の93.90ポイントと2桁の下落幅となった。電子部品業を構成する液晶パネルおよび部品業も8.65%の下落だった。電子部品業全体では5.61%の上昇で、8カ月続いてきた2桁成長が止まった。これについて統計処は、スマートフォン用チップの市況が反転、悪化したことや、液晶パネルおよび太陽電池の減産を挙げ、台湾の一部のコンピューター電子製品や光学製品メーカーが、中国サプライチェーン企業の成長に影響を受けていると指摘した。
5月の工業生産指数の見通しについて同処は、製造業の生産は4月より増加するものの、昨年5月の製造業生産指数が過去6番目に高かったため、上昇率の大幅回復は困難との見通しを示した。
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