ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年5月26日_記事番号:T00057178
電源アダプター最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の張育銘・電動交通クラウド電源プロジェクト事業処総経理は、フォード・モーター、中国太陽電池大手の天合光能(トリナ・ソーラー)、家電大手の海爾集団(ハイアール・グループ)と共同で、中国の電気自動車(EV)向けに充電ソリューションを提供すると発表した。今年は上海と北京で充電設備1万5,000基を設置する予定だ。26日付経済日報が報じた。
張総経理は、中国の充電市場は群雄割拠の様相で、いかに早くシェアを高めるかが非常に重要と語った(25日=中央社)
張総経理は、デルタの充電設備とトリナ・ソーラーの太陽電池は相互補完性があると説明。充電設備に再生可能エネルギーを利用できる一方、発電が不安定な太陽電池の欠点を充電設備が補うと述べた。
張総経理は、中国EV市場は毎年3割以上成長していると述べ、充電設備の需要も今後毎年3割増えると予想。デルタは今年、家庭用充電ボックス5,000個と、直流急速充電パイル5,000〜1万基を販売する方針で、今後3〜5年で中国シェアを徐々に高めると表明。最大のライバルはスイスの重電大手、ABBだと指摘した。
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