ニュース 社会 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057189
韓国でこのほど、新型のコロナウイルスによる伝染病、中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)の感染患者が27日までに5人確認された。ただ、現時点で韓国での感染は隔離された限定的範囲にとどまっているため、台湾では通常の防疫体制が維持されている。27日付蘋果日報などが伝えた。
蒋丙煌衛生福利部長は、台湾でも病院内の管理を強化しているので、安心するよう市民に呼び掛けた(27日=中央社)
MERSは「第2の重症急性呼吸器症候群(SARS)」とも呼ばれ、SARSウイルスよりも感染力が強いとされる。韓国では中東に渡航歴がある患者から同室の入院患者や医師にも感染が拡大した。
台湾の衛生福利部疾病管制署の周志浩副署長は「韓国での感染は限られた範囲にとどまっており、外部で流行する兆候は見られない」として、韓国への渡航安全情報のレベル引き上げは考えていないとした。また、空港などでは通常の体温測定を継続するものの、韓国からの旅客に対し、現時点では特段の防疫強化措置は取らないと説明した。
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