ニュース その他分野 作成日:2008年2月26日_記事番号:T00005719
ハイテク業界では転職ブームが起きている。人材紹介会社、1111人力銀行が25日発表した調査結果によると、ハイテク業界に勤める8割の社員がすでにオンライン上で履歴書を公開して転職の準備をしており、さらに1割が春節(旧正月)休み前に辞表を提出し、新たな勤め先を探していることが分かった。26日聯合報が報じた。
1111人力銀行の呉睿頴副総経理によると、今年から株式の現物支給(分紅)が費用計上されるようになったことが、ハイテク業界の転職ブームを引き起こしており、人材の不足状況は従来より深刻となっているという。
ある半導体メーカーの工程経理によると、分紅の費用化以前は年収200万台湾元(約691万円)以外に市場価値800万元分の株式も支給されていたが、今年は年収全体で4割ほどの減収になるという。
呉副総経理は、転職を選ぶ人の大部分が、ある程度の年収と実力を持つベテランエンジニアで、中小企業により、報酬に疑問を持つ優秀な人材を、ミドル、ハイクラスの研究開発(R&D)主管として積極的なヘッドハンティングが行われているのが現状だという。
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