ニュース 政治 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057194
馬英九総統は25日、南シナ海問題の解決のため、関係各国が主権問題を棚上げし、資源開発などで相互対話、協力を推進する「南シナ海平和イニシアチブ」を提唱した。この提唱に対し米国国務省は26日、内容を評価するとコメントした。27日付中国時報などが報じた。
馬総統は、南シナ海海域では海上犯罪の取り締まり、災害救援などでも協力関係を築けると語った
(26日=中央社)
馬総統は、関係各国が軍事的緊張を高める一方的な措置を自制し、国際法の原則や精神に則り、対話を通じて同海域の航行の自由と安全を維持すべきだと強調した。
一方、馬総統は、台湾が同海域で実効支配している太平島(0.49平方キロメートル)や周辺海域における主権についての立場は変わらないとした。
なお、馬総統は、2012年に尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)問題をめぐっても同様の「東シナ海平和イニシアチブ」を提唱している。
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