ニュース 医薬 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057200
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は26日、桃園市政府衛生局による立ち入り検査の結果、張国周製薬が生産する胃散「張国周強胃散」の主成分、炭酸水素ナトリウムが原料薬許可証や輸入許可証を取得していないことが判明したと発表した。使用期限が2019年3月までの同商品は店頭からの撤去が命じられた。27日付聯合報が伝えた。
「張国周強胃散」は台湾市場シェア7割以上。中国人旅行者がまとめて購入し、土産にすることも多い(27日=中央社)
TFDAは市販薬の主成分に工業用の炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどが無許可で使用されているのが相次いで摘発されたことを受け、地方自治体に管内の製薬会社に対する検査を求めていた。
TFDA担当者は、張国周製薬が使用していた炭酸水素ナトリウムは豪州から輸入されたもので、台湾の製品基準を満たしているかどうかは判明していないとした。
同社は「輸入許可の申請を忘れたもので、炭酸水素ナトリウムの質には問題はない」と説明しているという。
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