ニュース 建設 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057202
不動産デベロッパー各社が相次いで新規プロジェクトの重点を台北市から中南部に移している。27日付工商時報が伝えた。
最大の理由は開発用地が確保できないことだ。さらに、高級物件に対する風当たりが強まっている点、高額な房屋税(建物固定資産税)などが逆風になっている。
業界大手の国泰建設(キャセイ・リアル・エステート)は今年、土地取得と新規物件発売の重点を高雄市に移し、6月以降、「国泰ダブルA馥建築」(高雄市二聖路)など3件の新規物件を発売する。
興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)も台北市での売れ残り物件をは分譲しているだけで、同市に未開発の土地在庫はなくなり、重点を中南部に移した。同社の鄭志隆董事長は「台北市では重税で顧客が模様眺めの姿勢に転じ、発売から売約までの期間が延びた。全体として販売成績は台北以外の都市に及ばない。新竹や台南が好調だ」と話した。
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