ニュース 電子 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057204
新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)の頼弦五総経理は26日、台湾大哥大(台湾モバイル)に対し、同社の第4世代移動通信(4G)ネットワークを利用するローミング提携を申し入れたことを明らかにした。現在交渉中だという。27日付工商時報が報じた。
台湾スターはこれまで亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が自社で基地局の設置を進めることなく、台湾大哥大とのローミング提携により4Gサービスの業界最安プランを打ち出したことを厳しく非難しており、今回の申し入れによって亜太電信の違法性を明らかにしたい考えとみられる。
国家通信伝播委員会(NCC)の虞孝成・副主任委員は、台湾スターが台湾大哥大にローミング提携を申請し、NCCに申請書の写しを送付したことを明らかにした。台湾スターはモバイルブロードバンド業務管理規則の条項を基に台湾大哥大に対し、亜太電信と同等の待遇を求めているという。同規則によると、双方の交渉が3カ月以内に合意に達しなかった場合、NCCに仲裁を求めることができる。
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