ニュース 食品 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057206
市場調査会社、カンター・ワールドパネルが26日発表した食品ブランドフットプリント調査によると、台湾の首位は義美食品の「IMEI」で、消費者の接触回数(CRP)は延べ4,400万人だった。近年、食品の不正事件が相次ぐ中、義美は安全なイメージが消費者に評価された。27日付蘋果日報などが報じた。
同調査のCRPは、あるブランドの商品を購入した世帯数(普及率)と購買頻度から計算したもので、そのブランド力が分かる。義美の商品は昨年82%の家庭が平均6.5回購入した。
ランキング2位は光泉牧場(KCデイリー)「光泉」の4,200万人。一方、食用油の不正が発覚した頂新国際集団から調達し、プリンや即席麺に使用していた統一企業の「ユニプレジデント」は3,600万人で3位と、2回連続の首位から転落した。頂新傘下の味全食品工業「林鳳営」は4位を維持したが、CRPは3,500万人と、前回の3,900万人から減少した。
カンター・ワールドパネルは、消費者の延べ購買回数自体が前回より2%(350万回)減っており、頻発する食品汚染事件が市場全体に深刻な打撃を与えていると指摘した。
ある消費者は、昨年の食用油不正事件以降、市中の食品を食べるのを控えていると話した。
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