ニュース 電子 作成日:2015年5月27日_記事番号:T00057211
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は26日、中国・貴州省貴陽市で開幕した貴陽国際ビッグデータエキスポで講演を行い、鴻海科技集団(フォックスコン)は今後、▽情報▽技術▽資金▽人材▽原材料▽製造工程──の6項目に関するビッグデータ分析をイノベーションの基礎とし、さらにハイテクサービス企業への転換を目指す上での指針としたいとの考えを示した。27日付蘋果日報が報じた。
郭董事長は、6項目に関するデータ分析を通じ、ソフトとハード、仮想と実体の統合を進めることでビッグデータの有効活用が可能となり、製造業者によるクラウドやモノのインターネット(IoT)といった分野への参入を後押しすると強調。さらにロボットや自動運転車を通じてより多くのビッグデータを収集することで人類はさらに優れた知能型社会を築くことができると語った。
また鴻海は今後、工場の自動化、ネットワーク化を目指す「インダストリー4.0(第4次産業革命)」を全力で推進する他、同様の内容を含む中国の国家プロジェクト「中国製造2025」(製造業の高度化を目指す2025年までの10カ年計画)に積極的に関与していくとの考えを示した。
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