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英国の駐台窓口機関が名称変更、他国への波及に期待


ニュース 政治 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057216

英国の駐台窓口機関が名称変更、他国への波及に期待

 英国の駐台窓口機関が27日、名称を従来の「英国貿易文化弁事処(British Trade and Cultural Office)」から「英国在台弁事処(British Office)」に変更した。英国を代表する「大使館」のニュアンスが増したため、外交部は双方の実務関係の発展にプラスと評価した。28日付聯合報が報じた。


英国在台弁事処は名称変更に合わせ、新しいロゴも発表した(27日=中央社)

 台湾と国交を持たない国の駐台窓口機関は、名称に「貿易」「文化」などを入れるケースが多い。ただ、実際はそれらの分野にとどまらず、大使館の役割を果たしているため、台湾側は英国の今回の措置に対し、より実態に近付けたもので台湾を重視する姿勢がうかがえると歓迎している。

 英国在台弁事処のクリス・ウッド代表は、「改名で事務所の業務全体を反映できるようになり、『ブランド化』の効果も期待できる」と意義を説明した。以前の名称では貿易会社との誤解を受けることもあったと付け加えた。一方、同処関係者は名称変更に政治的意図は一切ないとも強調した。