ニュース 金融 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057223
中央銀行の楊金龍副総裁は27日、外貨清算プラットフォームを通じた円建て海外送金を開始すると発表した。これにより、円建て海外送金は当日送金先口座に入金される。これまでは翌日以降の入金だった。28日付工商時報が報じた。
楊副総裁(右)は、今年6月から外貨清算プラットフォームによる海外送金が米ドル、人民元、日本円、ユーロの4通貨で可能になる見込みだと説明した(27日=中央社)
外貨清算プラットフォームで送金を集中処理することで、銀行は作業を簡素化でき、コスト削減につながる。
円建て海外送金は、みずほ銀行台北支店が送金代理行となる。みずほ銀行が徴収する中継手数料はこれまでの2,000~2万円から大幅に引き下げられ、2,000円(送金額が5,000円以下の場合は無料)となる。送金先がみずほ銀行の場合には、金額にかかわらず無料となる。
最近の円安で、台湾では日本からの商品購入による送金需要が高まっており、送金手数料はこれまでよりも低下が見込まれる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722