ニュース その他製造 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057226
タイヤ大手、南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)は27日、株主総会を開き、林学圃名誉董事長ら同社幹部が中国市場の攻略を強化していく姿勢を明らかにした。28日付経済日報が報じた。
同社は中国各地に40カ所の販売拠点を設け、江蘇省の張家港工場で生産したタイヤの20~25%を中国国内向けに振り向ける。
南港タイヤの利益水準は、正新橡膠工業(CST)と建大工業(KENDA)に及ばないのが現状だ。背景には為替要因がある。林名誉董事長は「南港タイヤの主な市場は欧州、ロシア、日本であり、昨年はユーロ、ルーブル、円の下落で利益が目減りした。今年は自動化生産、サービスの現地化、革新的な商品などで収益を高めたい」と述べた。
一方、台湾市場ではブランド力向上によるシェア拡大で供給不足になっており、新豊工場(新竹県)では、生産能力を日産1万2,000本から今年下半期にも1万6,000本へと拡充する。
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