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ウィンテック、7月7日に上場廃止


ニュース 電子 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057231

ウィンテック、7月7日に上場廃止

 会社更生手続き中のタッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の株式について、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)は27日、7月7日に上場を廃止すると発表した。昨年11月19日から売買が停止され、今年5月19日で満6カ月となるため、上場廃止基準を満たした。28日付蘋果日報が報じた。

 ウィンテックは財務状況の悪化が発覚し、昨年9月30日に会社更生法を申請、今年4月27日に台中地方法院(地裁)に申請が認められた。

 同社は昨年より、中国の万士達液晶顕示器、聯勝(中国)科技、聯建(中国)科技や、台湾の一部工場を閉鎖し、台湾で3,000人を順次解雇した。顧客が発注を全面的に引き揚げたため、今や経営が完全にストップし、今年1〜4月売上高はマイナスとなった。

 同社の発表によると、3月末の流動資産が57億2,100万台湾元(約230億円)あるものの、流動負債は155億6,900万元に上る。