ニュース 電子 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057232
液晶偏光板用TAC(セルローストリアセテート)フィルムを手掛ける達輝光電(TACブライト・オプトロニクス)の呉東昇董事長は27日、同日開催した株主総会で、28億台湾元(約113億円)を投じて設置した2本目の生産ラインが8月23日に量産に入るとの見通しを示し、これにより製品のコスト競争力、生産の柔軟性向上が期待できると強調した。28日付経済日報が報じた。
なお今年の見通しについて達輝光電の施火灶総経理は、テレビのさらなる大画面化がTACフィルムの需要増につながっており、同社の通年の販売量は前年比横ばい、または小幅成長が見込めると語った。
ただ昨年、下落幅30%を超える急激な円安が進んだことを背景に日本の競合メーカーが値下げによる受注獲得を進めたことで、同社は昨年、2億1,900万元の連結赤字に転落した。呉董事長は、日本円下落は台湾の多くの産業にとって大きな問題となっているとして、政府に対し積極的に支援策を打ち出すよう求めた。
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