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Type-C受注、台湾IC設計は初戦完敗


ニュース 電子 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057235

Type-C受注、台湾IC設計は初戦完敗

 台湾のIC設計業者によると、最近ハイエンドのノートパソコンやタブレット端末、スマートフォンにUSB Type-C規格が採用されているが、サイプレスやマイクロチップ・テクノロジー、シナプティクスなど海外のIC大手ばかりが試験生産や受注をしており、台湾の受注はドッキングステーションなど一部の周辺機器に限られている。28日付電子時報が報じた。

 台湾のIC設計業者は、アップルの新マックブックの他、ウィンテル(ウィンドウズとインテル)陣営のハイエンド機種にType-C規格が採用されているが、比較的高規格のため、台湾のIC設計業者には受注が困難と指摘した。

 一方、USB関連チップのサプライヤーは、今年は市場のType-C受け入れ度を測る時期で、今後ミドル、ローエンド機種にも採用されれば、コストパフォーマンスに強い台湾IC設計業者の出番になると話した。