ニュース 電子 作成日:2015年5月28日_記事番号:T00057237
中国のIC設計大手、展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)の李力游董事長は、2016年に発売するハイエンドとローエンドのスマートフォン用チップについて、インテルの14ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)製造プロセスを採用する計画だと述べた。スプレッドトラムのスマホ用チップは現在、主に台湾積体電路製造(TSMC)が28ナノプロセスで生産している。28日付工商時報が報じた。
スプレッドトラムは、来年のスマホ用チップにFinFETプロセスを全面採用するようだ。ただ、今年末に先行発売するミドルエンドのオクタコア(8コア)スマホ用チップはTSMCの16ナノFinFETプロセスを採用するとみられる。
インテルは昨年スプレッドトラムの親会社、紫光集団に15億米ドル出資し、スプレッドトラムとの関係を深めている。
一方、李スプレッドトラム董事長は、現在ARMアーキテクチャのスマホ用チップを採用しており、インテルアーキテクチャに切り替えるとは限らないと述べた。
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