ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

再生エネ発電設備容量、3度目の目標引き上げ


ニュース 公益 作成日:2015年5月29日_記事番号:T00057245

再生エネ発電設備容量、3度目の目標引き上げ

 経済部は28日、2030年までの再生可能エネルギー発電設備容量の目標を1,725万キロワット(kW)へと、従来の1,375万kWから引き上げると発表した。01年に設定した最初の目標値、1,085万8,000kWの1.5倍で、目標の上方修正は11年、14年に続く3回目。今回の目標を達成すれば、台湾電力(台電、TPC)の総発電設備容量の3割以上を占めることになる。29日付工商時報などが報じた。

 経済部能源局(エネルギー局)は、再生可能エネルギーのうち、特に太陽光発電設備の普及拡大、洋上風力発電の推進、地熱発電の商業化を重点項目として掲げた。

 特に太陽光発電については、当初「30年に620万kW」としていた設備容量目標を870万kWに引き上げた。620万kWの達成を5年前倒しした形だ。

 一方、洋上風力発電についても30年時点の設備容量目標を300万kWから400万kWに上方修正した。来月には民間企業が風力発電地帯(ウィンド・ファーム)開発を速やかに進められるよう、計画の申請、審査に関する要点をまとめた資料を配布する方針だ。

 地熱発電については商業運転の実現を早めたいとの考えから、20年の設備容量目標を3万4,000kW引き上げ、10万kWとした。