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ダンテコーヒーがハッカー被害、会員情報5千件流出


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月29日_記事番号:T00057251

ダンテコーヒーがハッカー被害、会員情報5千件流出

 コーヒーチェーンの丹堤咖啡(ダンテコーヒー)の公式サイトがハッキングに遭い、会員の個人情報約5,000件が流出し、ロシアのウェブサイト上に掲載されていたことが分かった。29日付自由時報が報じた。

 ダンテコーヒーは29日、発見後すぐに警察に通報した他、公式サイト管理業者に対し、会員情報を抹消、サーバーを交換し、再発防止のため情報セキュリティー対策を強化するよう指示したと説明した。また会員に対し、同社を名乗る不審な人物から電話があれば詐欺に注意するよう呼び掛けた。

 警察によると、ダンテ会員の個人情報は5月10日に掲載されたが、同社は26日に情報セキュリティー関連に従事する市民が偶然発見するまで気付かなかった。流出した個人情報は、▽会員番号▽氏名▽性別▽生年月日▽職業▽住所▽電話番号▽メールアドレス──など。

 弁護士は、個人情報保護法により、企業の情報漏えいが故意でない場合、刑事責任は問われないが、民事、行政上の責任があると指摘。損害賠償額は1人1件当たり500~2万台湾元(約2,020~8万円)、合計で最高2億元と説明した。