ニュース 社会 作成日:2015年6月1日_記事番号:T00057268
百貨店大手、新光三越百貨の台北南西店で30日午後8時頃、同店を訪れていた家族連れのうち6歳の女児が腕時計販売店に設置されたショーケース付近で遊んでいたところ、裂けたケーブルからの漏電が原因で感電し、病院へ運ばれた。一命は取り留めたものの重症で、今後まひが残る可能性もある。女児の父親は31日に警察へ通報し、新光三越を過失傷害で訴えた。百貨店側は過失を認めており、全責任を負うと表明している。1日付蘋果日報が報じた。
今回の事故が発生したのは新光三越・南西店1号館の2階にある、香港・富思グループが開設した腕時計販売コーナー。女児は8歳の兄とともに同コーナーに設置された、ステンレス製のフレームの上にガラス箱を設置したショーケース付近で遊んでいた。しかしほどなくして男児が「妹が死んじゃう」と叫ぶ声を聞いて父親が駆け付けたところ、女児はステンレスフレームをつかんだまま、体をけいれんさせ、口から泡を吹いていた。
すぐに病院へ運んだところ、頭部、心臓、脊椎、手足など全身に電気が流れ、最悪の場合はまひが残ると診断され、現在、目も開けられず、会話も食事もできない状態だ。
百貨店側は店内で全面的な点検を行った結果、現在は既に安全が確保されたとしている。
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