ニュース 政治 作成日:2015年6月1日_記事番号:T00057269
野党民進党から来年1月の台湾総統選に出馬する蔡英文主席は31日、米ロサンゼルスで華人団体のパーティーに出席し、民進党が来年、政権交代を実現した場合、台湾海峡情勢の安定に全力を挙げる考えを強調した。1日付中国時報が伝えた。
蔡主席はこのほか、台湾の力量強化に必要なこととして、「民主主義の充実」「新経済の創出」「公の正義の確立」を掲げた(31日=中央社)
蔡主席は政権交代後のビジョンについて、民主主義と中台関係改善を堅持すべき2つの柱に据えた。民主主義については、「台湾人は自分たちの総統を選ぶ権利があり、自分たちの未来を決める権力がある。こうした権利や民主主義の現状は絶対に変えられない」と強調。
中台関係をめぐっては、「中国を含む周辺国家とスムーズな意思疎通を図り、理解増進と対立解消に向け最大限努力したい」と述べた。
蔡主席はまた、中台政策の重点が「現状維持」であり、「台湾海峡の平和と両岸(中台)の安定的発展を維持することが民進党政権発足後の重要目標になる」と指摘した。
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