ニュース 社会 作成日:2015年6月1日_記事番号:T00057271
29日午後4時ごろ、台北市北投区の文化国民小学に男が侵入。4階トイレから出てきた小学2年の女児(8)の口を押さえて押し倒し、首を2回にわたり刺した。女児は心肺停止の状態で病院に収容され、緊急手術を受けたが、30日午前に死亡した。31日付中国時報などが伝えた。
事件後初の授業日となった1日、生徒らが校門に追悼の花を捧げた(1日=中央社)
犯人は宅配便配達員の龔重安容疑者(29)で、犯行後自ら「人を殺した」と警察に通報し、現場に駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。女児の傷は気管や頸(けい)動脈に達する深いものだった。
龔容疑者は取り調べで幻聴を訴えるなど、精神状態が安定していない状態で、動機については、「他に選択肢があったらこんなことはしない」などと話しているという。
台湾社会は昨年起きた台北都市交通システム(MRT)での差別殺傷事件に続く凶行に衝撃を受けている。現場となった小学校には市民が「天使になってね。もう痛くないよ」などといった追悼のメッセージを残した。
台北栄民総医院で救命措置に当たった宋文医師は「残忍過ぎる。こんな状況は受け入れ難い。力が及ばない部分があったが、医師は神ではない」と涙ながらに語った。
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