ニュース その他製造 作成日:2015年6月1日_記事番号:T00057280
台湾経済研究院(台経院)が29日発表した4月の製造業景気指数は10.12ポイントで前月比0.98ポイント下落した。輸出総額や輸出受注のマイナス成長、製造業生産指数の伸び悩みが原因だ。製造業景気信号は「青(後退)」に、3月の「黄青(後退傾向)」からわずか1カ月で逆戻りした。30日付工商時報が報じた。
産業別の景気信号は、電子電機産業のうちパソコン・電子製品・光学製品業が「黄青」から「青」に転落した。モバイル端末ブランド大手からの受注が増加したが、PC製品の需要が弱かったためだ。電子部品業は前月に続き「黄青」だった。モバイル端末の販売好調、アップルの次世代スマートフォン、iPhone6s発売が早まる見通しから、ファウンドリーの第2四半期売上高が期待できるが、その他の製品の需要が鈍化し、輸出受注に影響したと説明した。
台経院は、原油価格低迷、円安も一時的な要因と指摘した。また、台北市政府と遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)による台北ドーム建設をめぐる対立で、建設業界が公共工事を見合わせていることも一因とした。
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