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鉄鋼トレーダーが価格提示を停止、売り惜しみ濃厚


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年2月26日_記事番号:T00005731

鉄鋼トレーダーが価格提示を停止、売り惜しみ濃厚

 
 台湾の鉄鋼トレーダーは25日、中国宝鋼が第2四半期の中国国内向け価格を1トン当り約16%値上げすると発表したことを受け、価格の提示を一時停止し、売り惜しみの気配が濃厚となっている。宝鋼の上げ幅が予想以上だったことで、市場では中国鋼鉄と中鴻鋼鉄の第2四半期域内価格も大幅な上げ幅となると予想している。26日付経済日報が報じた。

 豊興鋼鉄も同日、鉄筋の出荷価格を1トン当り1,000台湾元(約3,460円)再値上げし、2万6,200元とすると決定した。中鴻は26日に3月の取引価格を発表する予定で、市場予測では、熱延コイルなどで少なくとも1トン当り3,000元以上の値上げとなるとみている。

 中鋼の林文淵董事長は25日、中鋼は3月6日に第2四半期の鉄鋼製品価格を発表する予定で、現在積極的に域内外で価格決定の根拠となる情報を集めていると語った。